このサイトのあちこちにいる、笠をかぶって大きな風呂敷を背負ったうさぎ。彼(彼女かも)がこのサイトの案内人です。

鳥取は、うさぎの県

『古事記』にある因幡の白兎の神話——隠岐の島から本土へ渡りたかった白兎が、ワニ(サメのこと)をだまして海を渡り、皮を剥かれて泣いていたところを大国主に助けられる、あの話の舞台は鳥取です。鳥取市の白兎神社には、いまも白兎を祀る社が建っていて、参道にはうさぎの石像がずらりと並んでいます。

つまり鳥取のうさぎは、神話の時代から旅をしてきた存在。海を渡って、痛い目にあって、それでも前に進んだ旅人です。

なぜうさぎが伯耆を案内するのか

正直に言うと、伯耆町の鬼住山伝説に、うさぎは出てきません。鬼退治をしたのは孝霊天皇で、武器は団子と笹でした。

でも、だからいいんです。うさぎは当事者じゃなくて、旅人。鳥取からやってきて、鬼の伝説の土地を歩き、刀鍛冶の手元を覗き込み、茶屋で団子を買う。土地の物語に巻き込まれながら、見たものを教えてくれる案内人です。

このサイトの歩き方

うさぎのひとこと:風呂敷の中身?それはそのうち。


参考文献: